平成19年

9月一般質問より

安心・安全な水道について
Q 施設・配管の耐震状況について
A 大府西と共和の2配水場は耐震完了、長草配水場は平成20年度末に完了予定。受水点以外の配水池については今後耐震化の予定。口径75o以上の配水管の耐震化率は12.5%。
Q 地域水道ビジョンの策定計画は?
A 平成20年度を目途に策定したい。集中改革プランに策定を含めている。

地域水道ビジョンとは…
 水質など安全な水の供給、需給バランスや災害対応など安定した供給、老朽化対応や経営に関する持続的な運営、環境への配慮、国際協力の5つの政策課題で現状分析と評価をし、その結果を踏まえた将来像を描いたうえで具体的目標を設定し、実現の方策をとりまとめるもの。厚生労働省が策定を推奨し、同じ項目で各事業者が策定することから、自治体間で比較・評価もしやすいとされる。誰でも見られるように公開することも条件のひとつ。
 水道は、生活になくてはならないものであるが、くわしく聞こうにも工事など専門的なことはわからないからお任せになりがち。高度経済成長期にたくさん布設した配管はいっせいに老朽化の時期を迎えることになり、計画的な維持更新管理は必須。誰にでもわかる基準でわかりやすい記載で、大切なライフラインの現状を誰もが理解できるような形で公表し、便利さも課題も市民と行政が共有すべき。
 大府の水道事業は平成6年度から赤字が続いている。今後も更に赤字の見通しで、水道料金の値上げ見送りも限界、との声もある。
 どのようなビジョンが示されるか期待したい。

学童期の子どもたちをとりまく環境について
Q 学校。児童センターに残っている焼却炉について、文部省から使用禁止の通達があってから10年放置されている。安全面でも、場所の有効利用の面からも早急に撤去するべき。
A 今後順次撤去していく。
Q 普通教室の暑さ対策は?東海、刈谷、豊田ほか、近隣市町でも全ての普通教室に扇風機設置をすすめている。
A 室温調査を実施しており、今後学校の要望を聞きながら検討していく。
Q 屋上や壁面の緑化など、設備に頼らない消費型でない暑さ対策の環境作りについては?
A 一部の特別教室で蓄熱型空調を導入したが、今後の課題である。
Q 放課後クラブが来春より学校内での実施(空き教室がない小学校は児童センター併用、大府小は児童センターのみ)になり、所管課が児童課から生涯学習課へ移管される。今までの総括と改めてスタートを切る方向付けについて。
A 現在、100人を超えるクラブが半数。場所の確保、環境整備、指導員の確保など課題に対応しながら、全ての小学校区に設置運用し、受け入れ学年も5年生まで拡大してきた。他市町に比しても先駆けた取り組みで推進し成果があった。学校内実施で移動がなく安全、担任の先生とクラブの指導員で子どもの様子を伝え合うことができる。施設整備をすすめ児童課と生涯学習課と連携しながら円滑な移行を図っていきたい。

 焼却炉が残っていたことについては、「使用禁止の通達はあったが撤去の指示がなかった」との指示待ち体質だったのでは、と指摘。行政の体質をいま一度考えるよう意見した。
 温室効果ガスの発生抑制など環境対策や制約が厳しくなっている現在、これから全ての教室にエアコン設置を求めるのは非現実的と考える。しかし夏の暑さは昔と比べるまでもない。扇風機を設置した自治体への調査で、好評であると聞いている。緑化などは技術的にもコスト面でも進化しており、調査・研究し扇風機と併用することでかなり教室の環境はよくなるのでは。環境への配慮も子どもたちに引き継ぐ未来への課題の大切なひとつだ。
 放課後クラブの移管について、ただ部署が変わっただけと認識することなく発展的に移管していくよう今後も見ていきたい。保育環境の整備や働きながら子育てができる社会は必然ではあるけれども、親と子の接する時間が物理的に短く危惧する声もある。再質問で、放課後クラブと保護者との関わりについて質問したが明快な答えがなく残念であった。